WEKO3
アイテム
実験動物における機械的接触刺激に対する応答行動の定量的計測 : うつ動物の検出とうつ症状定量の試み
https://kjunshin.repo.nii.ac.jp/records/263
https://kjunshin.repo.nii.ac.jp/records/2631410bebc-594a-45a0-bb08-0b41a00121c0
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2008-03-31 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 実験動物における機械的接触刺激に対する応答行動の定量的計測 : うつ動物の検出とうつ症状定量の試み | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | A new behavioral test for screening of depressed laboratory animals and for quantification of depressive of depressive-like symptoms utilizing soft mechanical stimulation | |||||||||
言語 | en | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 触覚過敏 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | うつ症状定量的計測 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 接触刺激応答行動 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | ダイオキシン | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 行動学的研究 | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
ページ属性 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | P(論文) | |||||||||
記事種別(英) | ||||||||||
言語 | en | |||||||||
値 | Departmental Bulletin Paper | |||||||||
著者名(日) |
口岩, 俊子
× 口岩, 俊子
WEKO
423
× 口岩, 琢哉× 森, 司朗× 口岩, 聡 |
|||||||||
著者所属(日) | ||||||||||
値 | 鹿児島純心女子大学国際人間学部こども学科 | |||||||||
著者所属(日) | ||||||||||
値 | 鹿児島大学理学部生命化学科 | |||||||||
著者所属(日) | ||||||||||
値 | 鹿屋体育大学体育学部 | |||||||||
著者所属(日) | ||||||||||
値 | 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科神経病学講座神経解剖学 | |||||||||
抄録(日) | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | マウスにプラスチック棒で軽く触れる刺激を与えると,動物が正常であれば刺激を無視することが多い。しかし, うつモデルマウスや触覚過敏症状があるマウスでは,棒を後肢で激しく払い除けたり(払い除け行動),あるいは棒に激しく噛みつく(対物攻撃行動)など,過敏な応答行動を起こす。本研究では,この症状を定量的に測定する目的で,軽い機械的刺激に対する動物の応答行動を記録する機器を作製した。実験では,ダイオキシンを摂取させることにより作製したうつモデルマウスと,長期間隔離飼育することにより作製したうつモデルマウスを使用して刺激に対する応答量を計測し,正常な動物における計測値と比較した。作製した機器では,後肢レベルを刺激することにより払い除け行動を,顔面付近へ刺激棒を提示することにより対物攻撃行動を計測できる。この機器を用いた刺激実験では,両うつモデルマウスにおいて,著しく大きな払い除け行動と対物攻撃行動が計測された。侵害性のない軽い機械的刺激に対する過敏な応答行動はうつ症状の一部と考えられ,動物の辺縁系に起こる精神の苛立ちに関係して発現すると推察され る。したがつて,軽い機械刺激に対する応答行動を計測することによりうつ動物をスクリーニングすることができ,定量化によつて動物のうつ症状の重症度を推察することができると考えられる。本機器を用いる方法は,これまでの研究方法と比較すると,極めて簡便かつ正確に, うつ様症状の有無およびうつ症状の強弱を推察することが可能である。しかも,本機器を用いた行動実験計測は,動物に強いストレスを与えることなく反復して行うことができるので,抗うつ薬の効果を時間経過を追って計測する場合などに極めて有用である。また, うつ動物に限らず,触覚に対する過敏症状を持つ動物を定量的に計測する研究にも有用である。 |
|||||||||
雑誌書誌ID | ||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||
収録物識別子 | AA12423823 | |||||||||
書誌情報 |
鹿児島純心女子大学大学院人間科学研究科紀要 巻 3, p. 3-17, 発行日 2008-03-31 |