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公的機関での幼児期からの二言語性(バイリンガリズム)の試み : アルザス方言を導入したストラスブール(フランス)の託児所LOVISAの場合
https://kjunshin.repo.nii.ac.jp/records/196
https://kjunshin.repo.nii.ac.jp/records/1965bf6da54-e7c0-43cb-9fe8-39e2e6ef7d0d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2007-03-31 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 公的機関での幼児期からの二言語性(バイリンガリズム)の試み : アルザス方言を導入したストラスブール(フランス)の託児所LOVISAの場合 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Une experience de bilinguisme precoce institutionnel : l'alsacien a la creche Lovisa a Strabourg | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | fra | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ページ属性 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | P(論文) | |||||
記事種別(日) | ||||||
値 | 論文 | |||||
記事種別(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Article | |||||
著者名(日) |
ラウフェンブルガ, アラン
× ラウフェンブルガ, アラン |
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著者所属(日) | ||||||
値 | 鹿児島純心女子大学 | |||||
著者所属(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Faculty of International Human Studies Kagoshima Immaculate Heart University | |||||
抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | アルザス方言とフランス語の両言語が何世紀も共存してきたフランスのアルザス地方であるが、近年のアルザス方言の衰退は顕著である。1年前、著者は当託児所よりアルザス方言の導入について意見を求められた。2006年1月、当託児所はフランス語と平行してアルザス語を導入することを決定し、実行に移している。実は、その決定に至るまでに、方法論等について多くの疑問が出された。この論文では、それらの中からポイントを三つに絞り、今後の展望を考察する。まず、二言語導入にあたり、該当児の年齢が低い(3ヶ月から3歳)ことからくる不安については、現存の多言語関係の諸文献や過去の実例をみても問題ないと言える。次いで、なぜ第二言語に標準ドイツ語ではなくアルザス方言なのかという疑問について。自然な形で幼児期からこの方言に接する機会が極限となってしまった現代、ある程度計画的に言語にふれる機会を作ることが、子どもらが成長してからの展開につながる素地を作るという理由から、先祖からのアルザス方言が必要不可欠である。最後に、早期両言語の環境を作る必要や条件について。当託児所は、諸条件を考慮して、とりあえず毎週5分から15分のアルザス方言での歌や遊びの時間を取り入れている。著者は、更に日常的に「一人一言語」主義をとることが実用的で、有効であると考える。目標言語との接触時間は長ければ長いほど効果があるためである。この試みが子どもらの言語獲得上どのような影響を及ぼすのか、改善すべき点はあるのか、など、今後の推移を見守るところである。 | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA12012192 | |||||
書誌情報 |
国際人間学部紀要 en : International human studies 巻 13, p. 21-41, 132, 発行日 2007-03-31 |