@article{oai:kjunshin.repo.nii.ac.jp:00000559, author = {今村, 佳代子 and 久木田, ヒロミ}, journal = {鹿児島純心女子大学看護栄養学部紀要, Bulletin of Faculty of Nursing and Nutrition, Kagoshima Immaculate Heart University}, month = {Apr}, note = {40022289661, 近年,スポーツと栄養に関する情報は多く,興味関心が抱かれてはいるが,部活動としてスポーツを行う中学生や高校生においては,身体活動量に見合った食事摂取ができていないことが懸念される。とりわけ,「女性アスリートの三主徴」と言われる障害を起こさないためにも,成長期の女子スポーツ選手に対する栄養サポートは必須であると考えられる。そこで鹿児島純心女子中学校・高等学校では,運動系部活動に所属する選手に対して,2017年よりスポーツ栄養に関する講演会を実施してきた。本調査では,選手の現在の食生活の状況,食意識を明らかにし,選手の疑問や要望を知り,今後の講演会の在り方,計画立案に寄与することを目的とした。2019年3月に行なった講演会に参加した選手を対象に,食習慣,食生活,食意識,体調について,自記式のアンケートを実施した。食意識については行動変容ステージモデル,自己効力感について設問した。本報告では,調査用紙を回収できた中学生28人,高校生55人を解析対象として検討した。選手はそれぞれ中学生で8の部活,高校生で10の部活に所属しており,競技特性も5種に及んだ。毎日の食事において,朝食を抜いている中学生・高校生がそれぞれ1人ずついたが,昼食,夕食を抜いている選手はいなかった。食生活については,選手自身が摂取量をコントロールしている食品があると同時に,摂取量以外にも工夫をしていることが明らかとなったが,選手自身の取り組みが適正かは評価できなかった。選手の食意識については,食行動に対する自己効力感において高校生に比べて中学生で低い得点の者が多かった(p<0.05)。以上のことから,今後,講演等で選手達と関わるにあたり,競技特性を加味すること,選手個人を評価しフィードバックをすること,自己効力感を上げるような働きかけなどを課題として,アプローチ方法を検討すべきだと考えられた。(著者抄録)}, pages = {51--60}, title = {運動部に所属する女子中学生・高校生アスリートの食生活および食意識の現状 スポーツ栄養に関する講演会の実施より}, volume = {24}, year = {2020} }