@article{oai:kjunshin.repo.nii.ac.jp:00000551, author = {今村, 佳代子 and 久永, まゆみ and 染川, 真里佳 and 池田, ちほみ and 大小田, 桃子 and 野村, 果代 and 和田, 麻希}, journal = {鹿児島純心女子大学看護栄養学部紀要, Bulletin of Faculty of Nursing and Nutrition, Kagoshima Immaculate Heart University}, month = {May}, note = {近年、食と運動を取り巻く環境の多様化が著しく、食や身体活動に関する多くの問題が生じており、とりわけ習慣的に運動を行う高校生については、身体活動量に見合った食事摂取が出来ていないことが懸念される。そこで本研究では、男子高校生を対象に、習慣的運動と食生活および食意識との関係を把握し、今後の健康教育の課題を明らかにすることを目的とした。某工業高校に通う男子321名を対象に生活習慣、食生活、食意識について自記式でアンケートを実施した。調査項目として、体格については身長と体重、生活習慣については、朝食の摂取頻度、夕食時間、就寝時間、食習慣については、野菜、牛乳の摂取頻度を設問した。また、食意識については行動変容ステージモデルを用いて5段階に分類した。本研究では、週3日以上運動している者を運動習慣あり群、それ以下の者を運動習慣なし群として検討した。対象のうち、運動習慣あり群は192名、なし群は126名であった。身長および体重は、両群間に差がなかった。生活時間については、運動習慣あり群でなし群と比較して夕食時間が遅く(p<0.05)、就寝時間が早かった(p<0.01)。朝食の摂取頻度は、毎日食べる者が運動習慣あり群で81.3%いたのに対して、運動習慣なし群では69.8%しかおらず、欠食がある者が運動習慣なし群で多い傾向にあった(p=0.07)。野菜の摂取量について350gを満たしていると思う者が運動習慣あり群では50.5%いたのに対してなし群では38.9%と少なく(p<0.05)、牛乳の摂取頻度も運動習慣なし群で低かった(p<0.05)。食行動に対する準備性については、両群間の行動ステージの分布に差はなかった。以上のことから、習慣的運動習慣が意識的な食行動変容にはつながっていなかったものの、実際の食生活には影響している様子が伺えた。今後、本対象のように習慣的運動をしている高校生に対して、食意識を高めるようなアプローチを行う必要性が示唆された。}, pages = {48--54}, title = {男子高校生における習慣的運動と食生活および食意識との関係}, volume = {22}, year = {2018} }