@article{oai:kjunshin.repo.nii.ac.jp:00000050, author = {岡村, 和信}, journal = {国際人間学部紀要, International human studies}, month = {Mar}, note = {P(論文), アメリカの女性解放運動の代弁者としての扱いを受けているシルヴィア・プラスの作品の特徴は、女性特有のテーマを中心に扱ったことにある。女性固有の喜び・悲しみ・苦しみを歌い、また、恋愛・結婚・出産・子育て・死などを女性の視点で洞察し、作品化し、女性の自立や解放を高らかに歌った。シルヴィア・プラスは男女の愛に強い関心をいだいたが、その特徴は生と死の問題と深くかかわっている。シルヴィア・プラスは彼女の自伝的小説「ベル・ジャー」の主人公エステルと同様に、男友達が実習をしていた病院で分娩を目撃したり、瓶のなかの胎児の標本を観察したりしている。この体験は後々シルヴィア・プラスにとって大きな精神的衝撃になってしまう。シルヴィア・プラスは女性にとって性愛は妊娠を予期させ、出産の苦しみを招くものとなると考え、その苦しみの根源の一つを男性にあるとし、男性に対する不信感を強くいだくようになる。この論文では、シルヴィア・プラスのいくつかの作品を通して、愛と出産のテーマを考察する。}, pages = {93--108}, title = {シルヴィア・プラスの作品における愛と出産のテーマ}, volume = {15}, year = {2009}, yomi = {オカムラ, カズノブ} }