@article{oai:kjunshin.repo.nii.ac.jp:00000366, author = {広瀬, 健一郎}, journal = {こども学研究:こども発達臨床センター紀要}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、先住民族の言語・文化の継承に対して大学がどのような役割を果たし得るのかを、カナダ国ブリティッシュコロンビア州(BC州)の州立大学の事例に即して考察することである。州立大学の先住民族言語文化の継承に関する施策を明らかにしつつ、先住民族居住地に設置されている「民族大学」の果たす役割を明らかにしようとするものである。本稿では先住民族言語文化を教授する教員養成の仕組みに着目し、制度の概要や特色を考察した。その結果、先住民族言語科目を大学の単位として認定したことが、その後の先住民族言語プログラムや先住民族言語教員養成課程の設置につながったこと、そこでの計画や運営には先住民族自治体や「民族大学」が深くかかわってきたことを明らかにした。また、先住民族言語教員の養成が単なる教員養成ではなく、この制度は先住民族言語の継承者を育成する制度でもあることを明らかにした。「民族大学」が、先住民族言語・文化を継承する制度的基盤となっていることを明らかにした。}, pages = {24--38}, title = {ブリティッシュコロンビア州の大学による先住民族教育における民族大学の役割:先住民族言語文化教員養成制度を中心に}, volume = {10}, year = {2018}, yomi = {ヒロセ, ケンイチロウ} }